2011年8月31日水曜日

スピーカー作成中!

先日スピーカー作りの注文が入って,計画をたてて本日は一番大切な部分,スピーカーが入る部分の木材のカットを街の方にしていただきました。かなり細かく寸法をきっちり測って,試しに他の木材で練習してから本格的に切っていただいています。スピーカーの作成には,この方の協力なしにはできません。おかげさまで,今日もきちんと切ることができました。また,この方には他の面でもたくさんご協力や助言をいただいています。地域の中で作業をすると,いろんな「得意」「できる」を集められるような気がします。本当にありがとうございました。

2011年8月30日火曜日

作業科学セミナー懇親会

早いものでもう9月の足音が聞こえてきました。しかし厳しい残暑に気分はまだまだ夏休み…ですが,今日から公立中学校は夏休みが明けちゃったようです。気分一新。この残暑を乗り切りながら秋の訪れを待つことにしましょう。さて。9月は作業科学セミナーが三原で開かれます。私は懇親会係。嬉しいことでして,思ったよりも参加者が多く,急遽部屋を大きくしてもらいました。できれば,みなさんで楽しい時間を過ごしたいので,狭い会場よりも広い方を選びました。事前参加の申し込みをしていない方でも,当日懇親会参加はすることができます。ぜひぜひ予定に入れておいて下さい。写真はその会場です。みなさんのお越しを楽しみに待っています!

2011年8月26日金曜日

バリアフリーマップついに完成!

「やってみたいこと」が「駅のバリアフリーマップを作ること」の方がいました。以前新幹線のホームの話題の時にお話しした方です。ついに!そのバリアフリーマップが完成しました。エクセルの表に写真を埋め込んで,ページにあわせてプリントアウトして,ポスターにして,ちゃんくすのショーウィンドーに貼り付けて,完成を街の人に見てもらえるようにしました。やはり,ひとつのか「形」になって残るって本当にいいですね。8月4日に調査に出かけて以来,1ヶ月経たないうちの完成でしたが,本人の使命感というのか,そういうのは高かったようで「ようやく終わった」というのが第一声でした。作業には終わりがあること,今回の作業は「こだわり」から生まれたことです。それをコミュニケーションの中で,「調査をしてまとめる」という要素を加えて「マップづくり」になりました。それに「ようやく終わった」というコメント。作業療法していて良かったナーと思いました。しかし,本人の探求心はまだまだでして,次回は冬休みに計画したいそうです。実は,これもすごいことです。将来の計画を建てられるなんて。しかも!学校期間中を外して!その期間中は他のことをするから,休みの時にしよう…。いやはや成長ってのは一気にやってきますね。すごかです。

2011年8月23日火曜日

第15回作業科学セミナー

9月24日,25日に三原で第15回作業科学セミナー(OSセミナー)が開催されます。1年に1回,「作業」について語る会で,「作業祭り」と福岡で村井さんが言って以来,私の中ではお祭りだと思っています。三原で行われるのは第8回目に続いて,7年ぶり2回目の開催です。私は懇親会の担当をしています。すでに事前登録の受け付けは終了しましたが,もちろん当日も受け付けますし,充分に座れるように準備していますので,どうぞ三原にお越し下さい。三原駅前にちゃんくすはありますので,もしもお時間あれば寄っていただければ…です。土日にセミナーは行われるので,前日の金曜日は開けようかなーと思っています(準備が忙しかったらわからないけど)。秋は行事が目白押しです。忙しくもなりますが,自分の背丈を伸ばすには本当に良い時期です。私は,この作業科学セミナーで,1年間の元気をもらっているような気分になります。何故かって,作業療法士らしくいられるというか…作業の故郷に出会えるような気になるからです。是非とも,それを感じてみてはいかがでしょうか。もしかすると…まだ参加の事前登録できるかな?参加申し込みのページを開くことができます。何度も言いますが,是非ともお越し下さい!
ホームページはこちらです! http://www.jsso.jp/courses_seminars.html

カレーパン

今日は会議の多い一日でした。そのなかでもディスカッションが豊かだったのがカレーパンの試食会。このカレーパンは市内の就労支援施設が作成したもので,かなりレシピも鍛え抜かれています。隠し味にはトマト。タマネギは1時間半も炒めており,それは美味しかったです。このカレーパンを世に出せないか?ということで,世に出そう計画を作ろうとしています。それも,他の就労支援施設の協力もあって,より三原色に近いモノを目指そうと。さすがに,食べ物が議題とあって,みなさん活発でした。いつか美味しいカレーパンで全国も回れないかな?そんなことも感じる会議でした。本当に新鮮なネタをありがとうございました。

2011年8月20日土曜日

ここ最近の仕事…

ここ最近は,ちゃんくすの外での会議や研修会も増えてきました。写真は,木曜日に行われた,グループディスカッションの一部。市の制度を検討する会議に参加したのですが,2本のグループディスカッションで5時間。もう一つ会議があったので,会議を7時間していたことになります。最後らへんは,目が落ち込んできそうでした。しかし,実りあるディスカッションになったんじゃ?と思っています。昨日は,企業家の団体の研修会にオブザーバーとして参加しました。企業という団体を成功に導くには,「理念」が大切で灯台のようなものだ…と。成功した報酬には利益(NPO法人の場合は事業の拡大でしょうか)があるはずで,それが満たされない企業は,点検した方がよいと。その通りだと感じました。
そして,今日は「軽トラ朝市」。野菜を売りました。最近では,近隣の障害者の就労支援施設の野菜の委託販売しています。小さなコミュニティーの中でも売買という基本的な経済活動が見ることが出来ていいです。しかし,天候は雨。しかもずいぶん涼しい…。また週が空けたら駅前プールも始まりますが,この涼しさではどうなるやら。。。

2011年8月17日水曜日

パソコンの分別

今日はさすがに動けなくなったノートパソコンを分解し,業者に出せるように分類しました。かなり細かく…プラ,金物,基盤,配線類…と分けていくのは大変なことです。…がかなりのストレス発散でしょうか,みなさん黙々とネジを外し,分けていきました。どちらかというと楽しみながら分解しました。しかし,さすがノートパソコン。すべての部品が小さい上に,小さい箱の中にはたくさんの機能があり本当に感心する製品です。こんなに手の込んだ物が,5年もすればもう機種が古くなる…なんて本当にもったいないなぁと思います。多分,人類の知恵の大部分が投資されているんじゃないだろうか。ちなみに,macintoshはネジが少なくほとんどはめ込んで作られた製品。他の機種はほとんどがネジでとめられています。また,macはファンがやたらと大きくて少ない回転数で大型の機械を冷やしています。何故かな?というと,作った設計者がファンの回る音が気になって集中が途切れるから…と。この大量のネジを今度は分類してみようかな(苦笑)。とにかく,資源にするのはとても手間取るし,大変だけど,達成感もある作業だということがわかりました。みなさんお疲れさまでした。

2011年8月16日火曜日

終戦の日

昨日5月15日は終戦の日でした。ここ数日太平洋戦争をテーマにした映画がテレビでありました。そのうち2つはアメリカから見た日本軍を描いた作品です。ひとつは「硫黄島からの手紙」。私が一番好きな渡辺謙が主演です。渡辺謙は「栗林中将」の役です。この栗林陸軍中将。陸軍の留学組の一人でして,山本五十六海軍大将と共に開戦反対派だったことは有名です。しかも,この栗林中将はアメリカやカナダの海軍からも尊敬された人格者だったそうです。そんな彼が戦いを挑むことになった硫黄島。2万1000名の日本兵の内,戦死者が95%。負傷者はほとんどおらず,捕虜になった人達が5%。アメリカ兵の数は約8倍の20万人。日本兵1名が10名のアメリカ兵を倒さないと成り立たない戦闘でした。しかし,約40日間の戦闘日数。米国軍の死傷者兵が2万8000名くらい(ただし,亡くなった兵士の数は6,800名くらい)で,太平洋戦争で唯一,日本兵よりもアメリカ兵の方が死傷者が多かった戦闘。栗林中将がいかにすごい戦術の持ち主だったか,がわかります。硫黄島は火山の島で火山灰しかない陸地。地下は地熱で水がお湯になるくらい。それに硫黄の匂い。火炎放射器や銃弾,砲弾。本当に辛い戦いだったと思います。
栗林中将が詠んだ最後の句が「醜草(しこぐさ)の島に蔓(つ)る其の時の皇国の行手一途に思ふ」。彼らの生き方に恥じないような生き方をしなければ。

2011年8月11日木曜日

お盆です

もう8月。もうお盆。早いですね。今日は8月11日。震災から5ヶ月です。岩手の大船渡では花火があがったと聞きました。お祭りも行われているそうです。「地震があったよね。」で終わる一年じゃなくて「地震もあったよね。でもお祭りも出来たよね。」そういう1年で終わりたい,というインタビューを聞きました。すごいですよね。自分にできることをしているっていうそのものです。どんな状況でも,こんな想いで生きていたいです。
三原は明日から「やっさ祭り」です。残念ながら実家に戻る私にとっては,数年ぶりの「踊らない夏」です。今日の夕方には予行練習なのでしょう,やっさのお囃子が流れていました。三原に来て15回目の夏(…だと思う)。さすがに,お囃子を聞くと血が踊るというか…そんな感じです。人にやさしい祭り委員会では,「明日に架ける橋」をお花紙で作りました。ぜひ見てね。私は今日から(今から)小倉へ行きます。いっときお盆の間はブログもお休み…かな?

2011年8月10日水曜日

暑いホーム…

今日はこの夏最高気温を記録したところもあったとか。とにかく暑かった。朝は講演会でしゃべった後に,プールの様子を見に行きました。それも濡れるのを覚悟で…案の定,子どもたちに水鉄砲で狙われびっしょりに…。
午後からは,駅のバリアフリー情報を作っている方と新幹線ホームの状況を調査しに行きました。新幹線ホームって何メーターあると思いますか?なんと640m!往復すると1キロはかるーく越えます。普段あまりゆっくりとしないホームを歩くと面白い物が見つかりますね。「門ぴ番号」という扉。「もんぴ;門扉」ということで,JRは門に全て番号を振っているようです。昔のいわゆる業界用語。これが鉄道ファンを魅了するひとつの用語なんだな…と思いました。
バリアフリー情報が出来上がったら次の駅に行くんだろうなぁ。楽しみです。

2011年8月9日火曜日

共犯者たち

京都五山送り火に使われる薪が放射能に汚染されているから送り火をしない,という決定をしたとニュースになっています。いわゆる風評というものに屈した形。あれだけの行事のなのに,京都市は何も言えない,いわゆる外野だそうで,市長も困っているようなコメントを聞きました。
どうしてこんなことになったのか。原爆が落とされた被害者が,「原爆症は感染する」と言われて差別を受けた歴史を聞いたこともあります。福島の高齢者が避難先の老人保健施設で,放射能のチェックを義務づけた自治体があることもありました。精神分裂病(今は統合失調症)の人は犯罪を犯しやすい。アスペルガー症候群の人は…。世の中にはたくさんの風評があり,差別を引き起こします。
どうしてこういうことは起こるのかな?
私が思うこうなる原因は「知ろうとしないこと」。です。世の中には「知らないこと」はたくさんあります。知らないことがあるのは当たり前です。でも,「知ろうとしないこと」は罪です。自分が言うことが,行動することが,自分の判断が,世の中でどういう影響を持って,どういう意味を持つか。それを「知ろうとしないこと」が悲劇を生みます。差別もいつの間にかしてしまいます。
「無知」は罪だ。と思います。
「ブラックジャックによろしく」の第4巻の28話に「共犯者たち」という章があります。この章と今回の薪の件はまったく一緒です。「知らなかった」は社会の中の「共犯者」です。「知ろうとすること」が必要だな…と思います。お詫びして,責任をとって辞めます,というのは責任の取り方ではなく,「知らなかった」ことを「知って行動をあらためること」が責任の取り方…かなぁ。でないと,人の可能性もなくなりそう。「知らないこと」はたくさんあるはずですから。。。

映画「はらっぴing」上映会


昨日のことですが,個人的に応援している団体「わくドキミーティング」が全面協力(というかほとんどスタッフ)の映画「はらっぴing」の上映会が終わりました。私はあまり関わりませんでしたが,映画の撮影を手伝って,上映会をして他の人に見てもらう…それも有料という経験はなかなかいい体験でした。あーしたらいい,こうしたらいい…というのはありますが,そのときに全力投球をして出来上がった物。後は,見た人達が育てるんだなぁと感じました。当日の参加は約160名。声をかけた人達以外で,なんと当日券が40枚以上も売れるという盛況ぶり。やはり前日に新聞に掲載されたのが大きかったかな。とにもかくにも,一作目は終了。二作目への弾みとなる上映会でした。スタッフの中には,前日にドリカムワンダーランドを博多で楽しんで早朝に帰宅して,この上映会に参加した人も…。お疲れでしたー!
ちなみに,予告編はyou tubeに公開されております。暇な人は見てね。個人的には,この主題歌はとても気に入っています。

2011年8月6日土曜日

新婚さん…?いらっしゃーい

左手薬指に真新しい指輪をした方がお二人(カップル)でちゃんくすに来ました。ちゃんくすを立ち上げようというきっかけとなった人物の一人です。自分の想いを実現するというのは、かっこいいように思えますが、タイミングとか、きっかけとか、コツコツと積み上げてきたものとか…とにかく、ぞれなりに揃わないと実現しないように思います。「ちゃんくす」という場ができて、一番最初にスロープのついたバリアフリーの玄関にしようと決めたのも、この方がいたからです。そんな人物が、今度は伴侶を伴ってちゃんくすに来ました。やっぱりうれしいですね。こういう方が、まだまだ前を向いて、何かにチャレンジしていること。しかも、その輪が確実に広がっていること。素敵ですね。新しい人生。もっともっと楽しいことが増えますように。です。

2011年8月5日金曜日

涙雨かな


明日は広島市に原爆が投下されて66年目を迎えます。1945年(昭和20年)8月6日は月曜日。当時は週末の休みはなかったそうですが、学校などは新しい1週間の始まりの朝でした。学校は集団疎開で広島市内の子どもたち、とりわけ高学年の子どもは広島市外に疎開していたそうです。夏休みはなく、寺子屋のような形で低学年の子どもたちは学校に行っていたそうです。広島の天候は晴れ。8月3日、4日は豪雨だったそうで、5日の日曜日、6日の月曜日と天気が良かったのできっと洗濯物を干していたんじゃないでしょうか。広島には三菱重工業と東洋工業(現在のマツダです)がいわゆる兵器工場があり、そこが狙われたとあります。6日の深夜に天候を調査するための軍用機が広島上空を飛んでいたらしく、多くの人は空襲警報で防空壕に入り寝不足だった…という声も聞いたことがあります。夏でもあり、防空壕は暑くて、警報が鳴りやむとすぐにみなさんは外に出ていたそうです。月曜日は配給もあり、久しぶりのお米のご飯をお弁当にして出かけた人も多かったようです。そして、いろんな意味での人類への挑戦でもある原爆投下。
福島では地震や津波の影響で原子力発電所がいまだに、そのエネルギーのコントロールができなくて困っています。仕事も楽しみの時間も家族も失った人たちもいます。世界中で自分の人生を脅かされていることを今の時代はインターネットやテレビで知ることができます。
時々でいいですから、自分が生きていることの奇跡を感じたり、自分が何に向かっていくのかを考えたり、歴史を知ったり…そういう時間を持つことが必要だろうな、と感じています。
天気予報にはなく降り出した夜中の雨。明日は66回目の原爆の日。自分自身のこととして受け止めてみようと思います。

2011年8月1日月曜日

私がキリ番を…


祝!閲覧1400カウント。って自分が踏んじゃいけないカウントでした。空の写真とってもいいので幸せのおすそわけです。

ようやく戻った…かな


7月中旬くらいから目一杯駅前広場で汗を流した日々にようやく一段落つきました。昨日のsea級グルメ体験in三原が閉幕。2日間で13,000名の来場者という,駅前広場に一番人が集まったのではないでしょうか。来場者も多ければ,スタッフも多かった。非常にリッチなイベントでした。
私が中でも注目したのが,地元のやっさラーメンの美味しさ!いや。よかった。値段も300円!とんこつラーメンしか食べない私にとっては,滅多にないラーメンの幅を拡げました。
それから,もう一つ。ちゃんくすが目標としている活動をしているnpo法人がありました。愛知県蒲郡市からやってきたnpo法人楽笑(らくしょう)。障害を持った方々が街に溶け込んでいくような活動をしていて,これが楽しそう。移動販売者を作り,全国を(…かどうかわかりませんが)渡り歩いているようです。街づくり活動に積極的でして,今回三原には,市役所の企画広報課の方も一緒に来て,販売していました。ホームページにあるのですが,「祭り×福祉×まちづくり」という言葉がいいです。ぜひ。ホームページをのぞいて見て下さい。http://www.rakusho.info/

昨日まで,このような日々だったので,中断していたのですが,久しぶりにジョギングをしました。22時くらいから…という遅い時間でしたが,やはりいい汗をかかないといけないですね。ストレス発散できました。また,明日からがんばれそうです。東日本は昨日も今日もゆれています。放射能の測定値でも群を抜いて危険値。浴びると死んじゃう程です。そんな日本に住んでいる個人として。まず,できることをやっていこう。そんな気持ちになります。
オノ・ヨーコさんが昨日,一昨日と広島に来ていましたが,「平和のために自分に出来る小さな事からやっていこう」。そんな気分です。まずは,自分から…ですね。