2012年1月13日金曜日

(仮称)三原だるまパン…

三原では2月に神明市というお祭が催されます。三原のお殿様、小早川隆景が商売の動向調査のために、街中の商売人を集めて自分ところの商品を一堂に並べたのが始まりといわれています。そのお祭で、スワンベーカリー三原店さんとカフェ&ダイニングちゃお、町内会、地元の高等学校とちゃんくすで連携しながらひとつのまちづくり商品を生み出そうとしています。名前は「三原だるまパン」です。その第一作目の試作品を作ってみました。喜び勇んで始めましたが、やはりパンは難しい。なっかなかうまく成形できませんでした。結果、ダルマ?タヌキ?という感じになっちゃいました。しかーし!ちゃおさんで作っている「ジャム」とスワンベーカリーさんの生地の愛称は最高でして、とっても美味しいパンが出来上がりました。パンの成形にはまだまだ改良がたっくさん必要ですが、まずは一歩目。ひとつひとつ解決していきながら2月を迎えたいと思います。
実は、パンは作ったことがありますが、コンセプトを持った(商品名を持った)パンを作るのは初めてでした。作り上げるまでの工程は、本当に神経を使うし、出来上がったものは、子どもが生まれたかのような感覚。とても可愛く、愛くるしい表情で生まれてきたように感じて、「作る喜び」みたいなものを感じておりました。ただ「作る」のではなく、パンを作るという業(わざ)ができるように、必要なのは人と地域という環境じゃないかな?と思いました。「作業」というのは、意味があるからこそ(今回の場合は地域の作業所と企業などが連携しながらひとつの物を作るからこそ)、初めて「作業」になるんだろうな、と思いました。
やっぱり「作業」っていい単語だと思いませんか。

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