2012年3月30日金曜日

就労体験研修会しました

今日は結構忙しかったです。朝は三原市の就労体験事業という障がい者が企業で働く実習があるのですが,その報告会の司会をしました。たくさんの方がこの事業を利用して,体験した方々が体験発表をしました。「働く」って何となく当たり前になっていて,「働きたい」とか「もっとしたい」とかそういう気持ちを意識することがないのですが,今回体験された方々は「働く」ことに喜びを感じていました。そして,自分に素直に語っていました。けっして高く自分を見せることなく,弱みをきちんと表現して,それでも「働きたい」という言葉を聞くことができました。その後,物流会社である(株)シーエックスカーゴさんのお話を聞きました。これまた非常に聞きやすくて,スッと理解できるお話でした。私が感じたのは,「働く」のに健常者も障がい者もないよなーということでした。その人が働きやすい職場を作ることは,つまり誰もが仕事をしやすくする…ということかなーと思いました。ユニバーサルな社会ってこういうことをいうんだろうな,と。「働く」とか「就労」は難しいテーマですが,だからこそチャレンジできるのかもしれません。
その後,午後は広島空港にある中央公園でサイクリングしました。本日はとても暖かく,コートやジャンパーがいらない日でした。みなさん,いい汗をかいていました。やっぱときたまはこういう作業してリフレッシュですよねー。

2012年3月29日木曜日

研究室に行きました

先日,大学の研究室をのぞいてみよう。という企画でちゃんくすから電気の先生の研究室に行ってみました。電気工作,細かい作業が好きな方で行きました。さすが研究室!とにかく多くの道具や材料がきちーーんと揃っていました。中でも歓声が上がったのが,このブレッドボードと呼ばれる基盤。基盤は電気回路をつなぎとめる板でして,パソコンではマザーボードとか言われています。このボードに電気部品をくっつけるにはハンダを使いますが,一回くっつけるとはがすのが大変で,回路の開発には邪魔な話です。このボードは,部品をハンダを使わず,差し込めば回路ができます。こういうのがあれば,ちゃんくすラボも便利だなーと思いました。さすがに,専門家…と思うようなひと時でした。みなさんの将来の役に立てばいいですな。

2012年3月27日火曜日

祝!開幕メジャー!

もうすぐ日本のプロ野球が開幕します。福岡出身ということもあり,ホークスファンです。昨年はぶっちぎりの日本一でしたが,多くの方がホークスを卒業していきました。投手は評価も高く,器用な人が多いためか,どこに行っても活躍できそうなのですが,野手はそうでもありません。スワローズの青木選手ですら,メジャー契約ではありましたが,ベンチ入りはかなりあやしくマイナースタートもあります。その中で,ホークスからは川崎選手がメジャーに,それもイチローにあこがれてマリナーズに行きました。ずいぶん前からイチローをレスペクトしていましたが,そこまでか…という感じです。背番号は「61番」。逆から読むと「イチロー」。日本でもイチローの次の「52番」。その川崎選手が,ついに開幕メジャースタートだそうです。ホークスでも,チームの中心でした。とにかく周りの人たちを喜ばせることに専心して,今年卒業の中ではホークスにとって一番「痛い」人でした。そんな人が自分の夢をかなえに行って,ひとつ夢をかなえました。本当にすごいですね。自分だけががんばっても報われない世界です。人に選ばれなくちゃ達成できません。自他共に認められて,晴れて野球をする。新しい川崎選手に目が離せません。でも。野球は日本でやってほしかったなぁ。。。

2012年3月26日月曜日

天体ショー

今日は会議が尾道でありました。夜空を見上げると、星が並んで見えた。お互いはスッゴい離れてるのに、こんなちっぽけな所にから見られてるなんて、きっと星さん達は知らないだろうね。世の中もそうだろう。見える所から見れば、その人のいい所が見えるはず。たまには、そういう視点を持つ事が必要だなと。星さん達ありがとう。

2012年3月25日日曜日

やりたい作業が生まれるって。

この1週間はいろいろと忙しかったです。さすが年度末って感じです。
今日は防災の講座に行ってきました。屋外で最後らへんは雨と雪の混ざる寒い天気でしたが,とても有意義な時間でした。そして,昼からは作業療法士会の社会貢献部で「震災に向けて自分たちにできること」という研修がありました。お二人の方から発表があって,自分にできることってなんだろう…と考えました。この2年間。ちゃんくすで活動しながら,自分の活動の範囲も広がったのかな,周りの人達もいっしょにわくわくするようなアイデアを出すことができたような気がします。
ひとつは,駅前広場で防災の行事をひとつはどこかの団体と一緒にすること。今日の防災の行事と,先日福島から来られた方の話しと,ちゃんくすのある港町のお祭り。やはり,防災という大きな作業は,地域の中で達成すべき課題です。今ある地域の資源を集めて,みなさんに防災の気づきを共有できる場を創れたらいいな…と思います。今日来られた市民の方々も一緒にできればもっといいなとも思いました。
もうひとつは,来年,福島で行われるだろう,作業科学セミナーに多くの人を誘うこと。そのためには,作業科学という学問領域をもっと魅力あるものにしなくちゃな。と思いました。福島の人は,「とにかく来てくれ」とよく言われているのを耳にします。なんとなく震災があった場所に観光で行くのは不謹慎か?とも思いました。実際はそうではなく,観光で食べている街を活性化するのは,消費者である私達なんだなと。とにかく,いろんな人に福島に行くような機会を作ることも自分にはできるかな…と思いました。
そして,もうひとつは今年,私は岩手県に行く用事が11月にあります。その時に福島に寄って観光することです。
この3つは今年は達成したいです。こういう作業を思いつけるようになったのも,今日の場を創ってくれた防災と社会貢献部の行事をしてくれた人達。それとお二人の発表者です。
やっぱり,「やりたい作業」が生まれるのは,こういう人との語らいの場からだろうなぁ。私の場合は。みなさんに感謝しなくちゃ。
ちなみに,写真は今日の防災の中で行われた「炊き出しうどん」。結構美味しくて驚いた。

2012年3月18日日曜日

やはり雨男は健在だった!

 今日は車いすの方を遠方まで送るために運転手をしました。まさかとは思いましたが途中は霧に雪もまだ残っていて,本当に広島県か?と思うような風景が広がっていました。その方を送った後に病院見学をしました。新しい病棟に心身ともに重度な方が入院されていました。しかし,病棟の雰囲気はとても明るく開放的lな印象を持ちました。構造的に窓が大きいとか,壁紙が明るい色…とかあるのですが,一人一人の機能にあわせて日常生活で使う道具が工夫されているのです。食事,パソコン,車いすなどいろんなモノがその人仕様になっています。いい空間をつくっているな…と思うような一室もあり,とても良かったです。一人一人が違う目標ややってみたいことを持っています。それをひとつひとつ出来るようにすることは,とても大変な作業です。それをスマートにされていて,いいなぁと思いました。長旅ご苦労さまでした-!

2012年3月17日土曜日

グランゴルフしました

今日は子どもオリンピックを三原駅前広場で開催しました。しかし,8時くらいまでは雨雨雨。結構激しく降っておりました。中止かな…と思って流したのですが,次第に空は明るくなるし,雨は小降りになるし…迷いに迷った挙げ句,道具を出してみました。当然。人は来るわけないです。芝生はびちゃびちゃ。アスファルトも水たまり。しかし,ここは楽しんでおかないと淋しくなりそうでしたので,ちゃんくすのメンバーでグランゴルフ大会をしました。これが結構面白かった。グランドゴルフって,1打1打の重みがすごいです。対戦相手のボールを蹴散らしたり,わざと前に出てきたり…いやらしーとこもあったりしてスリルもありました。上手でない人も数回練習すればすぐに戦えました。2ラウンド(8ホール×2回)はしっかり成績をつけましたが,なんと2戦とも1位と2位,3位,4位は1打差ずつ。ということで一番若い方が勝利を収めました。レクレーションとしても楽しめたし,いつかちゃんくすの他のメンバーともやってみようと思います。
結局,雨は10時以降は降らず,晴れ間も見えて気温も急上昇。春を感じた一日でした。一雨毎に春が近づいていると思うと,今日のような雨もいいかな。迷ってもいいかな。そんな気持ちになりました。震災以降「生かされている」と思うことが多くなったのですが,今日みたいな日があると幸せですね。

2012年3月16日金曜日

別れの季節

今日は3月16日。この日は特別な日です。3月の金曜日ということで,多くの大学では卒業式が行われています。大学は卒業というよりも学位授与式に近い。高等教育を受けてきた人たちが「学士」の「修士」の「博士」の学位を取るわけです。謝恩会に招待いただき出席しましたが,4年間という時間を共に過ごしてきた人たちの人生の一こまを共有できて嬉しかったです。
そして,明日からJRはダイヤ改正。去っていく列車もあります。ちゃんくすでは,300系のラストランを見届けるべく,二人で岡山-広島の300系に乗り込みました。私は留守番ですが,かなりの人に驚いたそうです。今年は,100系,寝台列車の日本海が現役引退をします。新幹線は次々と新しい車両が出てきて,リレーされている感じですが,寝台特急はリレーされず,そのまま廃線になっちゃいます。寝台特急と言えば,旅は道連れ。いろんな方々とその時だけの知り合いになれて,いつもとは違う自分にも出会えます。考えてもみれば,最近はいつもと違う自分に出会えないようにケータイ,ゲーム機があり,ちょっと残念です。
とにかく,別れの季節。じっくりと別れを感じるからこそ,次のステップにもなるってもんです。みなさんの人生に幸アレー!

2012年3月14日水曜日

メンズちゃんくす


今日はホワイトデーでした。ちゃんで何を送ろうか迷っていたところ,「そうだ!作ればいいじゃん」というなんとも単純な発想でできたのが右のスイーツ。メンズ3名で作りましたが多くの失敗もなく。上手くできました。
味も良くて好評でした。

2012年3月12日月曜日

週末の作業(結構いっぱい)

今日,日曜日は広島県作業療法学会が広島大学でありました。午前中は作業療法士歴30年以上の方の話しを聞きました。経験から話しをしていて,聞きやすい話しでした。「意識がない」という状態は,「意識があるけど表出できない」。刺激を与えた時の反応を見ることが必要と。ICUとか,ともすれば反応の少ない世界。そこから反応を引き出すということがすごいなぁと思いました。生命の維持が第一優先の中で仕事ができているのに敬服しました。午後は社会貢献部のプチ部会。5月に広島駅地下通路で行う作業療法作品展の話し合いをしました。昨年はちょうど寒いこの時期でした。昨年が1回目だったので,どんな形になるかわかりませんでしたが,今年は会員のみなさんのイメージもできたためか多くの方が参加しようとしていて嬉しいです。広島駅地下に,自分の表現が並ぶ…というだけで,そこまで外出した人もいます。脳卒中後初めてスーツを着て車いすで押されながら来られた方もいました。そういった方々の「目標」になるような作品展をしたいなぁと思いました。

夕方は少し早く抜けて,竹原へ。被災地支援竹原チームの話しを聞きに行きました。福島から作業療法士の方が報告していました。生の声を聞くことはとても大切だなと思いました。生活にそって話をしてくれるので,自分の今の生活と比較できて良かったです。話しを聞きながら,やはり日本は変わらなくちゃいけない。と感じました。太平洋戦争,原爆,阪神淡路大震災,そして今回。津波に原発に…本当に時代に警笛を鳴らしているようです。福島の方が言われていたのは,忘れないで欲しいというメッセージ。支援して欲しい…とか復興という言葉は少なく,いかに地域が自立できるようになるか。そのプロセスにはどんなことが必要か。が語られていました。物やお金で支援するのも必要ですが,会津若松に行って,観光して普通に泊まって欲しい。早く日常を感じられるようには,まだまだでしょうが,地震の前にしていた作業を続けられるようにしなくちゃな,と思いました。しかも,今日の座談会はお寺で行われていて,すごく雰囲気も良かったです。

土曜日は,脳を見るシンポジウムで講師もしました。上手く喋れませんでしたが,良かったです。
明日から月曜日。ファイトです。あ~もう眠い。

2012年3月8日木曜日

プラモデルッス

ここ最近よくプラモデルを作っています。ちゃんくすの近くには「大浜屋」というプラモデル店があります。老舗のプラモデル屋さんでして,とにかく圧倒的な種類のプラモデルがあります。古いのから新しいのやらたっくさんあります。その中で見つけたのが「ゴールドライタン」というプラモデル。昔,多分私が中学生か高校生くらいに流行った(…かな?)戦隊もののプラモデルです。私だけでは作りきれないので,手伝ってもらいました。今のプラモデルは良くできていて,ガンプラの多くは接着剤もいりません。昔のプラモデルは変な話し粗雑なものが多くて,接着剤をよく使います。今回作ったプラモデルは,変身します。しかし,その分かなり無理な構造をしていて,これまた製作には注意がとても必要です。接着剤を使うところ,使わないところ。関節部分は随分まいっちゃうもので,無理な方向に動かすとすぐにポロリ…と取れちゃいます。結局,どこかが折れたりして致命的な骨折もたびたびです。今回は,骨折が多く,プラモデルなのにビスでとめたり,強力接着剤でとめたりと悪戦苦闘しました。しかし,骨折のケガはかなり後遺症をもたらしていまして,可動域制限がたくさんあります。それでも,なんとかできあがりました。いやはや…よかった。協力していただいた方々(トータル3名の方が手伝って完成しました)。ありがとうございました。私の作業ができたって感じです。しかし,なつかしい。このシリーズは他のキャラクターもあったような気がする。集められないかなぁ。。

2012年3月4日日曜日

若者キャリアサポート講演会ありました

今日は佐賀県の谷口仁史さんをお迎えして,若者キャリアサポート講演会でした。もうバンバンにオーラが出ていました。平成15年…大学卒業と同時にNPO法人を立ち上げ,すごいネットワークを作っています。一人も取りこぼすことなく継続したお付き合いをがっぷりと組み合ってしていました。実践や現場を生で感じているからこそ出てくる言葉や考え方に,ただただ聞き入りました。地域の中で役割を担い,責任をとれるように法的な整備から,運営方法を考えて行動できるってすごいです。話を聞いていて,同時に起こった感情は,私も間違えていなかった…という感情でした。
講習会終了後は,みなさんでお昼ごはんを食べにも行きました。忙しいし,疲れもたまった日曜日に,気軽にお付き合いいただき,また嬉しかったです。行政や保護者の方,ちゃんくすのスタッフも一緒になっていい話ができました。やっぱり,こういうひとときがあるとギュッとまとまれそうで嬉しかったです。私達もひとつひとつ。その時その時を真剣に実践をつんでいかなくちゃ…と思いました。本当にありがとうございました。多分。今年中にもう一度お話を聞きたいと思います。それか,佐賀まで行くか…だな。講習会に来ていただいた皆さまもありがとうございました。地域の中で一緒に仕事ができて,いい環境にちゃんくすはいるなーと思いました。

2012年3月3日土曜日

明日は研修会

明日は,三原市の中央公民館で10時から,若者キャリアサポート講演会が開催されます。講師は佐賀で活躍している谷口さん。たたき上げで,大学の家庭教師からスタートして,社会参加できにくい方々が社会参加できるように,様々な取り組みをしています。1人の力では,こういう活動はなかなかできません。法人の運営もですが,活動費,行政へのアプローチ,新しい事業展開。長い道のりを歩む若い方々との相談の時間。エネルギーとアイデアがないとできないように感じています。
私もシンポジウムということで加わります。もうお一人はナチュラルビレッジの大和さん。昔っから知っている方々と,公で話せるのは少し変な気分ですが,これまた楽しみです。少しの時間なのでしょうが楽しみながら勉強しようと思います。お時間ある方はぜひお越し下さい。

2012年3月2日金曜日

スイッチひとつ完成

こんばんは。今日はまたひとつスイッチが出てきました。扇風機のスイッチです。最近の家電スイッチってボタン部分が外に出てきません。おしゃれそうなのですが,押す力が弱かったり,指先をコントロールできない人って,なかなか押せません。暑くても,扇風機のスイッチが押せず,にらめっこ…なんていうこともあります。そこで,スイッチを出してみました。これなら,充分押せます。これは扇風機についていますが,原理は同じでして,他の家電にもつけられます。こういうユニバーサルデザインというか,バリアフリーなスイッチは,人の可能性を広げます。すばらしいじゃないですか。当然コレを作ったのは私ではなく,利用されている方。こういうニーズをお持ちの方。ぜひともちゃんくすにご連絡下さい。仕事として引き受けます。ちなみに,次回からはおもちゃの修理を始めようと思っています。みんなでつながりながら活動できるって,いいですね。地域に入り込んでいる感じがします。本当に,何かこういうことでお困りの方ご依頼下さいね。