2012年5月14日月曜日

第2回作業療法作品展でした

今日は,広島駅地下のエールエール広島駅地下街で作業療法の作品展がありました。私は主催の広島県作業療法士会社会貢献部の部員で参加しました。全部50数点の登録で,約70点くらいの作品が並びました。この作品展の目的は,芸術活動を通じて自分の作業を形にしている人に焦点をあてることです。いずれの作品も,その時,その人の状況がわかるような,とても意味のある形になっていたように思いました。今回が2回目なのですが,前回も展示した方もいて,この1年間を共有できたような気分にもなりました。ある方は,「作業療法は私達が気づかない,(その人の)良いところを引き出してくれる」と言われていました。人前で自分の作った物を決して出すような人ではないそうですが,そこに意味があるから出しているんだろう…とも言われていました。どんな意味があるかはわかりませんでしたが,いろんなその人の側面を見ることができていいように思いました。
それぞれの作品に意味があって,物語があることを感じると,作品のできがいいとか,悪いとかではなく,すべての作品が「それもいい」「これもいい」みたいな感覚になりました。これが芸術なんだろうな,と思います。上手いとか下手ではなく,創り出すことが「いい」みたいな。
共に創り出す側の想いもあって形作られることが,「生まれる」というプロセスもあるような気がして,また,明日からがんばれそうな気がしました。きっと,そこにあるのは「それでいい」って感じかなぁ。準備は大変でしたが,みなさんの協力もあってアッという間に出来上がりました。それぞれが,何をするか知っている。という気になりました。
また,サプライズゲストも福岡からもやってきました。作品展に来たというよりも,自分の作業を伝えに(PRに)来たという感じでした。
作品を提供してくれた方々,来ていただいた方々,スタッフのみなさん。本当にありがとうございました。またしましょうね。

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