2012年9月30日日曜日

全国研修会でした

作業療法の全国研修会で講師として参加しました。今回の研修会は500名を超える参加。私が発表するときは2つの会場に分かれたのですが,それでも半数くらいの人が聞いていました。この研修会の1日目の夜の番組で,パフォーマンスをしてそれに聴衆がギャラをつけるという番組をしていました。翌日に講演を60分間する私の講演。聴衆の人たちはいくらのギャラを払ってくれるだろうか?と思いました。最後に原稿を読んでいると,次はNHKで矢沢永吉の特集がありました。60歳を超えた身体で真夏の野外コンサートを行うために,実際の環境に近い形で自分の身体と向き合いながら練習をする姿はプロフェッショナルを感じました。ギャラを払う番組も,矢沢永吉の番組も,自分のパフォーマンスを高めるための準備を怠らずにやっている姿を見ました。 文章を垂れ流すな。適当な発表をするな。そのためには,ひたすら自分で自分のやり方で準備するしかないな。と思い,夜な夜な練習していました。 しかし,講師をした当日。60分間の予定なのに,なぜか途中で時間を間違えて50分で終えてしまいました。しかも,スライドを一枚飛ばす痛恨のミス。最近思い込みが激しいです。詰めが甘いなぁ。いくら準備しても結果がすべてかなと思った研修会でした。ちなみに,今回の研修会の参加費は2日間で12,000円。すべての講演時間が680分。時間で割ると1分間で17円払っています。60分でひとりあたり1,020円払っています。500名の参加ですので,60分で510,000円。同じ時間に2つの講演が同時進行ですので,私の講演は255,000円也。もちろん、すべていただくわけじゃないが…。う~む。

2012年9月26日水曜日

防災塾に行きました

今日の夜は防災塾という近くの本町の事業に参加してきました。地域住民の自助と共助で災害から街や人を守るために自治防災組織ができています。その集まりに参加してきました。災害が発生したとき…。人はどうなるんでしょうね。そんなところから話し合いはスタートして,本当に未知の世界をイメージしながら,街について考えたように思いました。 10月28日(日)ですが,駅前広場で「防災運動会」なるものを開催します。いつも実施している子どもオリンピックに参加している人達と一緒に,汗をかきながら家族や自分や地域を守るためにどんなことができるか勉強しながら開催しようと思います。今日の防災塾はとっても役立ちました。講師の方が「防災」ではなく「減災」をするという話しが印象的でした。やはり地域のニーズから行われることっていうのはいいですね。また新鮮な気持ちになれました。

2012年9月25日火曜日

企業見学会しました

今日は障がい者雇用を進めている企業への見学会に参加しました。全部で3カ所(正確に言うと4カ所)ですが,どこもそれぞれのやり方,それぞれの意味を持って雇用を進めていました。どこの企業にも共通していたのは,仕事の内容と会社の経営を考えると,たまたまいい人材が障がい者だったってことのように感じました。障がい者を雇用している…というよりも,社会の中でいい会社でいたいという意思表示のような気もしながら見学していました。そして,何よりも驚いたのは経済的にも厳しいこの世の中で企業訪問をしておみやげをたくさん頂戴したこと。しかも。この袋。なんとも経費削減っぽくていいじゃないですか。今日の見学の参加者は約40名。みなさん季節を先取りした袋を担いで家路につきました。新鮮な気持ちで明日を迎えられそうです。お疲れさまでした。また,企画した方々。本当にありがとうございました。

2012年9月23日日曜日

読んだんだけど…

昨日は作業科学研究会のミーティングでした。行き帰りの新幹線は読書の時間。最近は車とか飛行機での移動が多くて,ゆっくりと本は読めませんでした。やはり地上を走る鉄道は読書,おしゃべり,寝る…など何かするにはちょうど良いような気がしています。今回は作業科学研究会が出している「作業科学研究」第5巻第1号。昨年の12月に出ています。この中に,村井真由美さんが第14回作業科学セミナーの佐藤剛記念講演の内容を掲載しています。以前読んだのですが(すでに下線やらがあった),これがまた何度読んでもいいんです。「作業」に焦点をあてたことでいろんな発見をして,いろんな疑問を持って,いろんなことがわかり,自分の仕事が変わっていったことを素直に書いていて,ストンと落ちる文章でした。自分だけが解決したような文章ではなく,いろんなひとに影響を受けたことも率直に書いていました。なにかしら,自分が困ったときにはこれを読んでエンジンをかけなおせそうです。 その,ミーティングでは12月16日に研修会をする企画をまとめました。普段からちゃんくすでは,作業という言葉を意識して使っていますが,それを人(特に作業療法士)に伝えることはあまりない機会です。私自身勉強して望もうと思いながら…本日はちゃんくすのスタッフルームの片付けをしました…とさ(笑)。また一週間。ふぁいとですね。

2012年9月21日金曜日

マイナスからの出発

先日,中小企業家同友会の会合に参加しました。今回は会員の中のお一人がお話をされるというものでした。その話をうかがうう中で,私自身が会社の経営に認識違いがある,と感じました。 私は「ちゃんくす」という団体の代表でもあるし,いわば団体を作ろうという言い出しっぺです。言い出しっぺにはそれなりの責任があり,ほとんどはゼロからの出発です。会社の設立,一緒に働く人を集めたり,お客さんへの接客,事務処理,役割分担…など「やってみたいこと」に応じて仲間と一緒に考えながら経営をしていきます。 日本の会社のほとんどは中小企業です。統計によると日本の企業の99%は中小企業です。そして,その約71%が息子さんや娘さん…お子さんに代を引き継いでいます。政治家も公務員も世襲が多いことが知られていますが,経営者の多くも世襲で引き継がれています。 私は,それは今までは,言い方が悪いのですが,仕事を引き継いでプラスの所からのスタートをしている,と思っていました。もちろん,そういう会社もあるでしょう。しかし,今回お話をうかがう中で,決してそうではなく,マイナスからの出発も強いられるんだな,と感じました。仕事をするということは,自分が好きじゃないと出来ません。それにも増して経営者であることも好きじゃないと出来ません。義務感だけでやっていてはいい会社もできないのです。 ゼロからの出発は,かっこいい言い方をすれば道を創ることが出来ます。しかし,マイナスからの出発は,今までの道を確認しながら自分の道にしなければなりません。とっても大変だなと思いました。そして,そこで,会社を維持していることがとてもすごいことだと思いました。「現状維持」とは下りのエスカレーターを一所懸命昇ろうとしているものだ,とは中山秀征さんの言葉。会社を経営するという作業も育児同様にそれぞれの物語があり1つとして同じ会社経営はないなーと感じる会合でした。ホンマにいろんなことを感じさせてくれる時間でした。

2012年9月18日火曜日

子どもオリンピックでした


子どもオリンピックをしました。今回はいろんなチャレンジをした駅前広場でした。パッチン,ベーゴマ,チャンバラ…そう昔の遊びを取り入れてみようとしましたが,これが結構難しかった。パッチンではひっくり返すことが出来ず,ベーゴマは回らないし,チャンバラではルール無しの問答無用の状態に…。反省点の多い内容でした。
昔の遊びは,とにかく身体を動かすことが多いですね。というか,最近の遊びが身体を使わなくなった…というべきでしょうか。ゲームはほとんど手と目と頭くらい。wiiでも単純な動作が多くて身体を動かすというよりも動かされているという感じ。カードゲームも戦略重視でして…。
しかし,身体を動かそうとしてもなかなかそうはいかないです。木登りできる木が無くなり,公園の遊具はかなり安全なモノに。キャッチボールすらどこでやっていいやら。事件や事故が起こると外出すらできなくなっちゃって…。
どんどん遊びから身体がなくなってバーチャルになっていきます。そう考えたら,芝生が植わっている駅前広場は転んでも滑っても気がひとつしない場所。はしゃぎ回るにはいい場所です。日陰や高さが無い場ではありますが。
今回の反省点を活かして,できたらもっと遊べるようにしたいです。

2012年9月8日土曜日

またまた久しぶりだ

またまたかなり久しぶりのブログ更新になりました。ちゃんくすはこの秋は(も?)イベントをします。ボランティアをこれまたたくさん募集してます。いつか載せるので時間があったら来てください。今日はプロフェッショナルの高倉健スペシャルを見ました。最後に「プロフェッショナルとは?」の質問に高倉健さんが「生業」って答えました。なりわいってつまり生活をたてるための仕事って意味。「業」という言葉が使われていて嬉しかった。