2012年11月5日月曜日

獅子舞しました

今年の浮城祭りは天候も良く多くの方が駅前に来られました。11月第1週の日曜にしているこのお祭りは,今回で9回目ですが,そのうち6回雨天だそうです。ちゃんくすは,様々な方々の交流を生み出すために,久井町の祇園祭で奉納される獅子舞を駅前広場に持ってきました。 獅子舞は,テレビでみたり,あるとわかっていてもなかなか本物に出会うことはありません。特に高齢の方にとっては,「昔はお正月やお祭りでは良く見かけていた」という光景。ステージの上で踊られるのではなく,同じ目線で舞われていたはずです。そこには,子どもが来たり,家族で見たり,地域の人が踊っていたり…。きっとたくさんの視線の先に,見せ物ではなく触れられるモノとしてあった筈です。 今回,獅子舞を選んだのは,そういうみんなが触れられて,年齢を問わず楽しめるモノとしての価値を見いだしたかったというのもあります。結果,やはり子ども,家族,高齢の方…とにかくいろんな方が触れあいながら獅子舞が行われました。縁起がいいからということで獅子舞に噛まれる人たち。拍手をしながら舞う獅子舞に心も躍る方々。「社会」とは,実は明治以降に出来た単語でして,「social」という単語の日本語訳がないため,「人が一番多く集まる場」は「社(やしろ)の会=お祭り」だから「社会」という言葉を作ったとか。そこには,障がいも年齢も関係ありません。「駅前」が「商売の場」だけではなく,「交流の場」となるように。そのための「作業」ひとつにお祭りもあるのかなーと考察してみました。いや。本当にいい時間と場づくりが出来たと(勝手に)思っています。もちろん。これは,こういう伝統芸能を一所懸命残している方々がいるからできることです。本当にありがとうございました。

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