2012年11月29日木曜日

商店街支援補助金

今日は午後から商店街支援のための補助金の説明会がありました。補助金もいろいろありまして,国(経済産業省)が,県が,市が行うものがあり,それぞれ内容が異なります。経済産業省の方がいうには,これまでは,商店街のいいなりになって(言い方悪いですが)補助金は出されていたようなことがあり,今後は地域コミュニティのニーズにそった…という言葉がたくさんでていました。それも,マーケティング調査ではなく,地域住民へのニーズ調査が多かったです。人と人が交流する場として商店街を活性化する,という感じでして商売などは二の次の話だなぁ…と思いながら聞いていました。住民のニーズ,商店街としての本気度と具体性で補助金が出るような,そんな気がしました。

2012年11月26日月曜日

3連休も終わったです~

青森~盛岡とこの3連休はまちづくり活動をしている加藤さんの所と作業療法全国研修会の講師で参加してきました。加藤さんはとにかくパワフルで,いろんな人たちを巻き込んで行動プランの立案,立案から行動に移すスピードが早いなぁと感じました。ネットワークでつながっている人達がまちのことを考えながら,それぞれが活動しているという感じでした。人がたまる場,机やテーブルとイス,様々な作業ニーズに応えた店舗や公共施設のコラボと配置場所,などどれも参考になるものでした。イベント1つにしても,明確な意志と目的がないと楽しくやれないというのが印象的でした。自分たちの活動にも参考になる部分が多く,楽しい時間を過ごせました。 全国研修会は岩手県は盛岡市での開催。講師で参加でしたが,今回は合格点かなというところでした。料理家の栗原はるみさんの講演もあり,人生以下に楽しむか,ちょっとしたことでも変化を生み出すのが上手だなと思いました。人は日常なにげなくすることを少し変えるだけでいろんな発見が出来て,それだけでも人生楽しくなれるんだ,というのを再認識しました。 今回は陸路で本州を駆け上がりましたが,思いもしなかった出会いもあり,旅が楽しくなりました。まさに旅は道連れ。こういう思いもしない出会いがあるのもいいですね。 また,明日からは普通の仕事です。夢のような3日間。ありがとうございました。 写真は盛岡市内の飲食店です。普通にかっぱさんも飲んでいたので,私もひとつおごりました(苦笑)。

2012年11月18日日曜日

まちづくりの共通点

今日は,可部にあるNPO法人ウィングに思い立って立ち寄りました。予定していたわけではないのですが,本当に少なくなったお休みに,なにかしら気分転換できないか…とちゃんくすスタッフ3名で行きました。個人的には3回目ですが,本日はお話もうかがうことができました。このNPO法人は,主に精神障がい者の社会参加で喫茶店,お菓子の製造と販売を行っています。喫茶店は可部街道ぞいにあり,築150年の古民家をリフォームして営業しています。大きな古民家で現在まで3回のリフォームを繰り返しており,まだまだ進化の途中で次のリフォームも決めているそうです。ひとつの建物ではありますが,ギャラリー,喫茶店,集う場,委託事業の部屋など,まさにいくつかの事業(やりたいこと)のために部屋があり,ひとつのウィングというまとまりを作っていました。場所も,可部の町並みを保存しようという人たちが活動できる場所にあり,活動拠点になっていました。そこにいつでもフラッと来ることができ,人が楽しみや癒しや相談を求めてやってきていました。町並みをただ保存するのではなく,自分たちの楽しみ,文化,交流を生み出す場,そこに社会参加がしづらい障がい者も一緒に活動できること,生産的な作業があること,やりたい事業に応じて柔軟に変わっていること。まちづくりのエッセンスを感じたように思います。ちょうど,可部駅の近くで三原駅の近くにあるちゃんくすと同じような環境。共通項がたくさんあるように思いました。以前寄った時はたしかちゃんくすを立ち上げる前と,立ち上げた直後くらい。同じ景色なのですが,見方も変わったことに自分でも驚きました。 三原~三次(学会)~可部(ウィング)~広島IC~三原。三原~三次まで1時間半。三次から可部は1時間。可部から三原は1時間20分(高速利用)。学会で刺激を受け,秋の紅葉とすすきの絨毯と江の川の流れを横目にドライブをして,まちづくりを勉強し,ケーキも食べて…いい気分転換でした。

12月の頭は障がい者週間です

12月3日から9日までは障がい者週間です。これはWHOが定めたものでして,国際的にそうなっているそうです。国際障害者年というのが1980年にあって,その意識を後世まで残すために定められたそうです。三原市ではこの啓発週間を利用して,イベントを行います。 ふれあいの部分は,市内4カ所の作業所(就労支援施設)に(主に)民生委員の方々が訪問して一緒に製品作りを行います。障がい者が暮らしやすい地域作りを推進しようというものです。また,下記の販売会でもちつきをしたりします。 稼ぐ部分は,この時に作った製品やいつも作業所が作っている製品を三原駅前市民広場で販売します。 広報活動は,街頭キャンペーンということでショッピングセンターでチラシ配布をします。 個人的には,「障がい者週間」という名称はあまり好きではありません。健常者が障がい者というだけかもしれません。障がい者の「がい」と「害」を区別するくらいの抵抗しかできません。でも,こういう機会を通して,そんなことも社会で考えていけるなら,それもいいかなと思います。 写真は,まだまだ製品と呼ぶには完成度も減ったくれもありませんが,まずはの試作品です。 青森の加藤博さんは「市民みんながボランティア」と言って障がい者が暮らして動きやすいまちづくり活動を青森で始めて,いまや大きな変化を生み出しています。自分たちに出来ることを1つずつやっていかなくちゃいけませんね。

2012年11月11日日曜日

特別支援学校の企業懇談会もしました

もう火曜日のことですが,特別支援学校で企業懇談会というのを企画して実施しました。広島県中小企業家同友会という団体がありまして,私はその会員です。特別支援学校には,一般企業で働きたいという高校生がいますが,なかなか選べるほどの就職状況ではありません。ひとりひとりの雇用のニーズに応えるには,ひとつでも多くの働く場所を見つけることです。企業の方に現状を見ていただくことで,企業にも学校にも考えるきっかけができたのではないか,と思います。驚いたのは,学生さんのポテンシャル。しっかりと発表もでき,質問にもひとりひとり答えていました。ひとつでもいい雇用が生まれるといいなぁと思いました。

2日目は大学祭でした

ちゃんくすの「チャレンジショップ」という形で出店した県立広島大学の大学祭。今回は,プラレール喫茶,スピーカーのプレゼンテーション,肩もみ,オリジナルバッグ,風船釣りをしました。これがすべて,意味がある作業が稼ぎになっているって思ったら,嬉しかったです。その人なりの「やってみたい」を「働き」「稼ぎ」につなげられたことが嬉しいし,やっていて楽しかったです。「働く」ってとっても大変だけど,「目的」「とか「楽しみ」の延長線上として「働く」があると思ったら,またやっていたいと思います。こういう経験を積んでいくことがとにかく必要なんだろうし,こういう経験ができる場を創っていくことがとても大切だなぁと思います。そして,何より嬉しかったのは,私がほとんどいなくても良かったこと。任せることができました。いやはやみなさんどんどん成長するなぁ。この場を作っていただいた大学の関係者に感謝です。本当にありがとうございました。

まちづくりの講演会聞きました

昨日,本日と県立広島大学では大学祭が行われました。店長兼ボケ担当の私の1日目は久井の文化ホールで行われたまちづくりの講演会の参加でした。三原市内の事例報告が行われて,その後にシンポジウムが行われるという形式でした。事例報告ほ,活動している生の声が聞こえてとても良かったです。少ないミッション。自分が「楽しむ」というスタンス。効果を明確に表せるプレゼンテーション。どれも見習うものばかりでした。 長年活動を続けられるのは,やはり地域の中にある課題を自分のことのように捉えて,人と繋がりながら解決に少しずつでも向かっていけるからだろうと感じました。そうやって考えると地域の方々がどれだけ,その問題とか課題に関心を持ってもらえるか,というのが大きいなと思います。ゴミの問題だって,地域の中のゴミの問題はそこそこで違うと思います。都会だったらゴミの出し方。国道の沿線だったら車から投げ捨てられるゴミの処理方法。自然溢れるところだったら,粗大ゴミの不法投棄…。身近なことに関心を寄せて,行動することがとても大切と思いました。 自分の活動と照らし合わせると,ミッションの数とテーマの明確さに課題があると思いました。人の作業に焦点をあてていると,いろんなテーマに出会います。人の数だけ「やってみたい」はあるし,その数だけ地域のテーマが出てきます。優先順位をつけて,ひとつひとつ解決に向かって人と人をつなげていかなければいけないなぁと思いました。今から出来ることをやらなくちゃぁです。 写真は,その事例で出てきた久井町の落合渓谷。場所に名前をつけて,そこの環境を守るんだという想いがあるんだなぁと感じると,その地域の見方も変わります。ありがとうございました。

2012年11月5日月曜日

獅子舞しました

今年の浮城祭りは天候も良く多くの方が駅前に来られました。11月第1週の日曜にしているこのお祭りは,今回で9回目ですが,そのうち6回雨天だそうです。ちゃんくすは,様々な方々の交流を生み出すために,久井町の祇園祭で奉納される獅子舞を駅前広場に持ってきました。 獅子舞は,テレビでみたり,あるとわかっていてもなかなか本物に出会うことはありません。特に高齢の方にとっては,「昔はお正月やお祭りでは良く見かけていた」という光景。ステージの上で踊られるのではなく,同じ目線で舞われていたはずです。そこには,子どもが来たり,家族で見たり,地域の人が踊っていたり…。きっとたくさんの視線の先に,見せ物ではなく触れられるモノとしてあった筈です。 今回,獅子舞を選んだのは,そういうみんなが触れられて,年齢を問わず楽しめるモノとしての価値を見いだしたかったというのもあります。結果,やはり子ども,家族,高齢の方…とにかくいろんな方が触れあいながら獅子舞が行われました。縁起がいいからということで獅子舞に噛まれる人たち。拍手をしながら舞う獅子舞に心も躍る方々。「社会」とは,実は明治以降に出来た単語でして,「social」という単語の日本語訳がないため,「人が一番多く集まる場」は「社(やしろ)の会=お祭り」だから「社会」という言葉を作ったとか。そこには,障がいも年齢も関係ありません。「駅前」が「商売の場」だけではなく,「交流の場」となるように。そのための「作業」ひとつにお祭りもあるのかなーと考察してみました。いや。本当にいい時間と場づくりが出来たと(勝手に)思っています。もちろん。これは,こういう伝統芸能を一所懸命残している方々がいるからできることです。本当にありがとうございました。

2012年11月2日金曜日

やっさ祭り実行委員会も終了

急に朝晩…どころか日中も寒くなってきました。夏の暑い日に行われた「やっさ祭り」。今年度の最後の実行委員会が今日行われました。私は「人にやさしい祭り委員会」の委員長で出席しました。その中で出てきたお祭とごみの問題。お祭りですので,ほとんどはみなさん屋外の露店などで買って食べます。ほとんどの方が,購入してすぐに食べるでしょう。つまり,お店で食品を購入してわずか数分のうちにパッケージの存在はいらなくなります。このパッケージをどうするか?自宅まで持って帰る方はまれで,ほとんどが街中のごみ箱に捨てます。しかし,そこにも許容量があります。ごみ箱に入れてくれる方はいい方で,中にはその辺に捨てる方もいます。街中にそのごみが散乱して,せっかくのお祭がゴミだらけの街になります。 今年は多目的トイレの掃除も行いましたが,この多目的トイレにもごみが多いです。ちょっと人目から離れる,誰も見ていないから自分はいいだろう…。そういう簡単な気持ちが重大な問題を引き起こします。 どんなにお祭が盛大でも,やはりきれいな街でいたい。せっかく楽しんだお祭。ごみを片付けるのは多くの場合がボランティアです。楽しんで終わりたいですよね。ごみを減らし,ごみを捨てないことを真剣に考えないといけませんね。