2013年10月25日金曜日

中小企業家同友会 障がい者問題全国交流会in横浜に参加しました

木曜日と金曜日と横浜で行われた研修会に参加しました。中小企業家同友会の障がい者問題全国交流会に参加しました。企業の代表者が、障がい者を取り巻く問題、特に雇用や経営について、代表自らが交流しながら研鑽を積むような会が全国規模で行われるのは、おそらくこの会くらいではないでしょうか。参加者はなんと700名弱。45の都道府県から参加しています。
一番始めに驚いたのは、作業所の方々が玄関から会場までずーっと並んで挨拶をしてくれること。正直、私はあまりこういうのは好きではないのですが、今回はその表情と自分で書いた「こんにちは」とか「ようこそ」というプラカードを持って挨拶をされると、不思議とそれだけで嬉しくなってきました。表情も声も大きくて、障がい者が参加している感を最初から感じました。私自身への反省の意も込めてですが、こういう会は、ともすれば障がい者が置き去りになってしまいます。健常者だけがしゃべって自己満足じゃないの?と感じることもあるのですが、今回は最初っから違っていました。
最初の講演は横浜市立大学の影山摩子弥先生の講演。障がい者雇用で企業の業務パフォーマンスが向上していることを証明した方です。真面目そうな、いやきっと真面目な先生が語る内容はクールなのですが、時々自虐ネタに走ります。それがとてもおもしろくて、ついつい話のないように夢中にさせてくれます。障がい者雇用をしている企業や経営者の視点だけでなく、従業員や障がい者の働きがいにまで踏み込んで、いかに働く環境が大切かを教わりました。
それが終了して、すぐに分科会。私は京都の「はちどり」という就労支援ネットワークについての分科会に参加しました。「はちどり」には作業療法士も入っていて、とにかくいろんな人がつながりながら地域の中で障がい者雇用を進めています。ネットワークについて学びました。グループディスカッションもあり、自分の意見も語り他の人にも意見を聞くことができるので、いつもいいな、と感じています。聴くだけではなく語れる、表現できるのっていいですよね。それが終わると懇親会。とにかく、みなさん良くしゃべりますし、良く動きます。600人が右往左往するので、とにかく会場は熱気だらけです。
2日目は反貧困ネットワークの事務局長の湯浅誠さんの講演とグループディスカッション。「問いの立て方」については(くわしくは書きませんが)とても感銘を受ける内容でした。
ざーっと書きましたが、ひとつひとつの講演会はもっと気づいたことがあります。どれも宝物のような言葉でして。経験が言葉になっている、という印象を強く感じました。本当にいい研修でした。ありがとうございました!
私自身、できてない部分があって、ひとつひとつ解決をしながらいこうと強く思いました。

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