2013年11月26日火曜日

研修2日目終了し三原へ

2日間の日程の研修会が終わりました。初めて新幹線からブログを更新しています。
今日は主に教育学部の先生方のお話を聞きました。学校教育については私も時々連携することもあり、いろんなことを感じるのですが義務教育の9年間については制度疲労がきているような気がしました。
さまざまな個性を持つお子さんやご家庭。経済的にも、人生の送り方としても、夫婦共働きが多く、家庭教育は困難に。ゲームやスマートホンなどひとり遊びの手軽さ。地域は高齢化して核家族は増えているし…。学校の役割が増えすぎて先生方も大変そう。
学校も工夫していて、小学校のゴールデンウィークまではクラス編制をしない地域があったり、毎年クラス替えをするとか、地域の人材を教科学習に活かしたりしているようです。学校が(専門家が)学校だけで(専門家だけで)考えるのではなく、それぞれの地域で考えなくちゃいけないようにも感じました。何でもそうですが、大都市と小さな市町ではいろいろ違うのになんでも統一したがるのはどうかな。

国にとっても企業にとっても地域にとっても人材育成はとっても大切なこと。もっと議論されてチャレンジが生まれるといいなぁとも感じました。

写真はオリンピックセンターにあった物。これってありかぁ?

オリンピックセンター研修1日目

東京での研修の1日目。風も強いけどめちゃくちゃ暖かい。子ども若者地域連携中央研修会という名前でして、いわゆる不登校やニート、引きこもりなどの課題のある方々の生きるをどのように支援していくか…という全国研修会です。そこで繰り返し言われていたのは、「経験」だと。地域や社会で子どもを育てる土壌作りのようなところがありまして、知識重視の学校だけでも、家庭だけでの学習でもダメで、地域や社会が子どもにどんな経験ができる環境を整えるか、を大人は整備していこう!と言われていました。考えてみれば、私が幼い頃は約束なんかなくても、公園や学校や空き地に行けば誰かがいて遊んでいたような。外に遊びにいきなさいと言われていました。今は危険があったり、どこに行くか親に行ったり…子どもの自由度は少なくなったようにも感じます。
「経験」することが必要なので、経験できる環境を整えていくことを、どのようにすればできるか、ひとつのこの研修会のミッションでもあります。

こられている人は行政職が多くて、NPO法人などの民間はまだまだ少ないです。民間同士がお互いに現状と課題と問題点を行政に知ってもらえるといういい場でもありました。
もう一日がんばります。

2013年11月24日日曜日

駅前広場でどんどこプロジェクト

先日、三原駅前市民広場で主に児童館を利用しているお子さんを対象に日本NPOセンターの助成事業でもある「どんどこプロジェクト」が開催されました。対象をお子さんとご家族としていましたが、そのとおり、多くのご家族単位での参加をいただきました。来ていただいた方々や、ボランティアさんに感謝です。私自身は、企画にはちょっと入っただけで、あとは実働部隊でした。任された場所は三輪車レースコーナー。いやー大人になっての三輪車。体型がこんなメタボになっての三輪車はしんどかったです(笑)。コースもその場でみんなで考えてチョークで書くという、なんとも適当感があるコースでしたが、これがまたおもしろかった。そういえば、子どもの頃、アパートの庭で自転車でレースを近所の人たちとしていましたが、それを思い出しました。今は、公園でも自転車は禁止だったり、ましてレースなんて危なくて大人から制止されそうですが、危なくない環境を作ればいいんだな、なんて感じました。ひとつの遊び方だけではなく、三輪車で広場の中を回ったり、追いかけっこしたり、いろんな遊び方をお子さんはしていました。こうやって楽しみ方を見つけ出すのも子どもたちの能力ですね。
他にも、ものづくりコーナーでは、近所の秋を表現するために、どんぐりを持ってきたり、イチョウの葉っぱを持ってきて貼り付けてひとつのパネルにまとめてみたり、お手玉を作るグループがいたり、アニマルセラピーさんに来ていただいて動物と触れ合う時間を作ったり…。いろんな活動が行われていました。
その中で地元の新聞の市民記者さんが来られて取材をしていました。お話をする中で、この駅前広場がどう活用されればいいか、を考える機会をいただきました。時々考えることなのですが、こういう活動をしている目の前だとアイデアも浮かぶものですね。

以前も書いたように思いますが、駅前広場は何も無さ過ぎて楽しむのに苦労するのですが、こういう形で使えば楽しめるんだなと思いました。みなさん。ありがとうございました。

2013年11月11日月曜日

学園祭も終わったー

先週の土日(11月9日、10日)は県立広島大学の学園祭におじゃまして出店しておりました。今回で3回目。毎年何かしら新しいことにチャレンジしておりますが、今回も新しいスパイスを入れました。

まずは3回目のプラレール喫茶。今年の学園祭の日程は、いろんな方が忙しくて運転士が一人だけでした。しかし、ここはベテランさん。一人はひとりなりでなんとか結果を出すってもんです。レールの構成も完璧でして、迷路のような線路ですが、ポイント1つで衝突しないようにできています。しかも、逆向きに進行しようと思えば、それもポイント1つ。事故にならないような線路の組み方をしておりました。プラレール喫茶は、電車をリモコンで操作してクッキーをお客さんの前で止めるものですが、減速したり加速したりして脱線しないようにしております。まー本当に良くできておりますわ。

続いては、「ほぐし屋tommy」。実は、今回のかせぎ頭になりました。2日間でなんと1万近く。200円とか、300円とかでやっていたので、2日間で何人の肩をもんだのだろうかと…。肩もみがあるから、ちゃんくすのブースにやってきた人もたくさんいました。来年からは、この道の専門家になるために多くの時間を費やすことになります。

それから、匿名商店。水風船を作っては販売。一回100円という安さも手伝ってか、これまた盛況でした。昨年よりは売上も伸びていました。もう少しお客さんを捕まえるような声が出ればまだまだいけたかも…です。

斉藤工房はスピーカーの試聴と販売をしていますが、今年はなんと!2本も売れました。すごかです。そのうちのひとつは、1日目に来られて、わざわざ2日目にお金を持ってきていただいてのご購入です。音まできっちりとお聞きしての購入に彼も自信になったことでしょう。もうお一人の方はおそらくは学生さん。幅広いそうに受け入れられそうな予感です。

それからそれから、手作り雑貨販売。これはコツコツと一年かけて作ってきたものを販売しております。シュシュ、カバン、キーホルダーなどなど、多くの手作り品を販売しました。昨年が一回目だったのですが、これがなかなかの売上げで驚きました。

今回の挑戦は、本町にあるサッカーミニミュージアムの広報活動です。これは、館長さんと学生さんとちゃんくすとの連携の中で生まれた、学生のアイデアによる企画です。ダイジェストバージョンで物品をお借りして展示させてもらいました。また、フリマ形式でのサッカーグッズ販売もしました。

ちゃんくすの学園祭企画は、すべて「誰か」の「やってみたい」を形にして、販売という形式で対価としてお金をちょうだいしております。社会生活をする中では、お金を得ることは目的になったり手段になったり、人生の中でたくさんの時間をかけることです。こうやって経験を積みながら成長していければなーと思いました。

学園祭の実行委員の方々、大学の教員の方、場所をお貸しいただきありがとうございました。

2013年11月9日土曜日

ボランティア交流サミット広島

今日は広島市で行われたボランティア交流サミットというのに初参加しました。県内のボランティア活動をしている団体15団体が出ていました。多くは広島市内の団体で、震災支援や防災、エコロジー、まちづくり、国際的な支援などそれぞれの課題に取り組んでいました。驚いたのは若い方、シニア層が多いこと。高校生や大学生は主に学校を中心に活動が行われていました。これがまた多い。私が専門学校に通っていた時は、ボランティアと言えば、支援に行く、という意識が強かったように思います。何かしら自分で課題を感じて行動していないというか、今まで行っていたから行きます的な感じだったと思います。今日であった大学生はまーよく自分たちで自立して考えていて驚きました。また、会話の技術や話を聞く時の態度もすごく良くて、大人びて見えました。自分にはやりたいことがあるから、そのために時間を使っていて、そのために活動している、という感覚がひしひしと伝わってきました。どうやら、私は時間をずいぶん無駄にしていたような…そんな気分にもなりました。
ちゃんくすの方は、斉藤工房のスピーカーのみを持っていきました。というのも、残念ながら本日は県立広島大学での活動中でして、他の活動の物を持っていけませんでした。しかし、斉藤工房は人を引きつける力がありました。特に若い方々は興味津々。嬉しかったです。音にはとっても自信があるし、作る過程の彼の作業の意味も深いものがあります。紹介できて良かった。彼の作業を通じてちゃんくすのことも理解してもらえたような気がします。
このような場を設けた実行委員会のアイデアや懐の深さも感じました。

2013年11月4日月曜日

いくつかの行事が終わりました

ちゃんくすはこの時期は毎年ちょー忙しいです。今年も例年のようにいくつかの行事に参加したり主催したりしています。なかなかブログを更新する暇がなかったので、ここではきだしちゃいます。

まずは、ちゃんくすの会社見学。高校生くらいの方々を対象に企業のことを知る機会を提供しています。今回は、ヒロヨシさんという三原にある事務機屋さん。この企業は船舶家具も作っておりまして、中国地方では唯一の会社とのこと。船舶家具というのは、文字通り船の家具を作るものです。多くは運搬船だそうですが、客船も手がけるそうです。船に乗る乗組員にとっては、この家具で手紙を書いたり、座って休んだり、寝転んだり、と船の上での生活に少し日常を感じる時間を提供する道具です。当然、船は世界中を回るので、この家具はあらゆる都市を旅することになります。ゆれても倒れないような仕組み、ほとんどオーダーメードの家具ですので、手作り品です。それが、スケジュールはびっちりと組まれていてなかなか大変そうでした。会社の概要や想いをうかがっていると、簡単な仕事ではないな~と感じました。いろんな工程がある製作現場はまさに職人さんの集まり。ここの技量も必要だわい…と思いました。どちらかというと職人気質の方が多いちゃんくすのメンバーにとっては、自分の技術が貢献できそうな場を見せていただき、将来の自分に向かって少しでも考える時間を過ごせました。見学に快く応じていただいたヒロヨシさんに感謝です。

つづいて、「三原どうでしょう」というustream配信の生番組に呼ばれました。それも「NPO法人ちゃんくすスペシャル」90分枠の大部分を使わせていただきました。私一人ではもったいないので、ちゃんくすのスタッフらで出席しました。なんだか、たくさんのことを喋ってしまって、まとまりもつきませんでした。しかし、見ていただいた方々からは温かいお言葉をかけていただき嬉しかったです。毎週毎週いろんなネタ、あまりくどくないトーク、パーソナリティーの方々はとても簡単にやっているようですが、この方々だからできるんだろうなぁと思いました。


そして最後は「あかりプロジェクト」。今年は駅前広場には設営せず。駅前広場をぐるっと一周と、三原港、お堀の跡地と少し分散しました。多くの施設にご協力いただき、約2,000個の灯ろうが並ぶとさすがにきれいです。描いていただいた子どもだけではなく、高齢者の方々も来られていてとっても良かったです。いろんな反省点もあるのですが、人通りも多く、港は雰囲気良くて、風も少なく、こちらも楽しめる時間ももてました。



てなわけで、10月の終わりから11月はじめまでのイベントでした!
今週末は県立広島大学の学園祭です。もうちょっとがんばりましょ。