2014年1月7日火曜日

初仕事は...

今日は、ちゃんくすとしての初仕事でした。ちゃんくすは、港町を拠点に活動をしているのですが、新しい事業をおこすべく本町でも拠点作りをしています。本年一番初めのちゃんくすとしての仕事は、その本町の作業。大工さんにお越しいただき、おうちを改築する第二歩目を踏み出しました。みんなで、おうちをつつくのって楽しいです。もちろん、ちゃんくすだけでは出来ないので、地域の方の協力あってできることです。立派なものは入りません。その時に必要なものをできるだけリサイクルで、そこにあるもので作ろうと思います。とはいえ、もちろん住めないようなものを作るわけではなく、きちんとする部分はきちんとして…ですが。

障害を持っている方の家屋改修に関わることもあったのですが、昔のおうちって本当にその人の生活スタイルが現れてきます。間取り、使っている資材、そこにある物。特に戦後直後くらいに出来た家屋はそれがもろ現れます。きっと生活はかなり苦しかっただろうし、使っている物は本当にその辺にあるものです。新聞や広告を壁紙にして、カレンダーのキレイな風景や観光地の絵手紙を飾っていたり。おかげで、数十年も経つと、家そのものが天然記念物というか、資料館みたいになります。出てくる新聞は昭和30年代から40年代。私も生まれていません。ただ、高度成長期以降の誰でも作れるようなおうち(というと大工さんに怒られそうですが)と比較すると本当にそれぞれが違い、それぞれの建物に風景があるように感じます。個性があって、個性とお付き合いするようにも感じます。

そういう時を経て構造物をいじろうとすると無理もたくさんあります。ですが、それを解決していくのも楽しかったりして。あーでもない。こーでもないといいながらの作業は本当にいいものです。多分、お金がないからこういうやり方になるんだけど、ちゃんくすっていつもこんな感じだから慣れちゃったかも。みなさんには迷惑もかけちゃうのですが。
この春にはひとつの形にしようとしています。いろんな人の手をかけて、ここからコミュニティーを作ることがひとつの目標です。

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