2014年5月25日日曜日

やんばい会はじまる

  

久しぶりの更新になりました。昨日、24日(土)は広島市の瀬野川病院近くの就労し得ん施設のいえさんで、広島県の作業療法士の有志で作った広島就労支援交流会「やんばい会」の初回でした。やんばい会は作業療法士で就労支援に興味のある人たちで作りました。今回を含めて年間4回実施する予定です。
昨日は三原病院で就労支援、デイケア、病棟、訪問など多くの業務をこなす鎌田さんに発表者になっていただいてお話をうかがいました。日ごろの実践、考えていること、疑問などをお話いただき、その後グループディスカッションです。
私が感じたのは、就労支援というのは、一体全体どこから始まるのかな?ということです。医療にしろ、福祉にしろ対象者は患者さん、クライエント、当事者なので当然、当事者の方から始まることが原則のようなものだと思います。しかし、社会からは障がい者にも就労を期待されていますし、おそらく支援者の多くの方も就労できれば、と感じているかと思います。働いて自立するということは社会の中では当然のことでもあります。働いて納税者になることも期待されます。ですので、どこからでも「働く支援」というのは行われなければなりません。が、実際はなかなかそうはいきません。働く支援は就労支援施設で、とか、医療は治療する場だ…など意見はさまざまです。
医療や福祉など「場所」で支援する内容が区切られているからきっと就労支援の始まりが見えづらいのでは…と感じました。病院だから、福祉だからではなく、当事者や周囲の人が、こういうことをやってみたい、というところがスタートになって、それがすぐにできるような環境を整えることが必要かな、と感じました。働く支援はとってもチャレンジなことです。そのチャレンジがたくさんできるようになっていければいいな、と感じました。次回は8月下旬か9月上旬です。もう少し人が増えればいいな。

ちなみに、この日の昼食は就労支援施設でお好み焼き屋さんをしている「のいえ」さんでいただきました。ヨーロッパ風の建物でお好み焼きもいけるもんです。そして、発起人のお一人が偶然かな前日がお誕生日。ということで、サプライズ的なお好み焼きにロウソク。のいえさんありがとう。

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