2014年2月16日日曜日

サッカーカルタ

先週末に行われた神明市では雪に泣かされましたが、この週末は関東や北陸はとっても大変みたい。お見舞い申し上げます。

先週はとても多くの行事に参加しました。木曜日は広島市で行われた第44回中小企業家同友会の全国研究会に参加。多くの分科会があり、私は障害者雇用を考える分科会に参加しました。同友会といえばグループディスカッション。いつもは、その場での参加だけなのですが、今回は初めてグループ長をしました。グループの時間はなんと前半30分、後半100分。みなさんで話をする流れをつくらなければ…と思いながらですが、じたばたしても仕方ないので、自然体でやっていこうと思いながらグループ長をしました。参加されている方々が非常に協力的でして、私自身とても勉強になる時間でした。障害者雇用というと、企業の責務だとか、負担を引き受ける…というようなイメージもあるかもしれません。しかし、障害者を雇用するということは、従業員の良いところを見極め、仕事にあった環境づくりをすること、従業員の中にも役割を与え、ともに成長する集合体(企業)を作りあげるという経営者としての資質が試されている、とあらためて感じました。

金曜日は、障害者のサービス支給決定を行うための区分判定審査会の交流会に参加しました。他の審査員の方は、医療や福祉など地域を代表する方々。交流会を通じて情報交換をしたり、普段話さないような趣味の話をしたりとリフレッシュできました。来年度から、この区分判定は大きく変わります。この区分判定で、当事者の方々のサービスの質も量も変わります。しっかりと予習しておかねば…と気を引き締めました。

土曜日は、午前中は子どもオリンピック。駅前広場で餅つきをしました。いつも遊びにくるお子さん達だけでなく、お母さんやお父さん、地域の方々ももちつきを見に来たり、食べていただきました。餅米も、地域の人が持ってきてくれたもの。ウスやきねもお借りしたもの。とにかく準備をしてくれたスタッフに感謝です。同時にしし汁(豚肉の代わりに猪の肉が入ったものなどもしました。いやはや。お腹いっぱいでした。
午後からは、サッカーミュージアムで学生さん達が企画したサッカーゲーム大会。ちゃんくすを利用する方々も一緒にゲームをしました。残念ながら地域のお子さん達の参加はありませんでしたが、時々、こういう形で地域の資源である場所で若い人たちが活動する機会を作ることも必要だなと思いました。

そして、今日は御作事町内会のお祭りのボランティア。ちゃんくすの利用者の方々も参加して、地域の人たちの輪に入りました。うどんコーナーを手伝いましたが、陽も暖かくて気持ちの良い時間でした。

こうやっていろんな人たちと触れ合いながら仕事ができる喜びも感じながらの1週間でした。今週もどんな出会いが待っているやら。楽しみにしながら、明日からまたがんばろうっと。

長文。最後まで読んでいただき感謝です。

2014年2月9日日曜日

神明市でした


昔,経済動向を見るために始まったと言われている神明市も終わりました.今年はいくつか新しいチャレンジをしました.ひとつは,民生委員さんが行っているだるま市を手伝ったこと.準備の木曜日から片付けの日曜日まで4日間.もう20年近く行っている活動の仲間入りです.縁起物の「だるま販売」という地域の伝統的な作業に参加することになりました.お祭りはいろんな意味で地域の潤滑油のような役目をします.その中に入ることで,また地域の一員になれたような気がします.そこに,なかなか社会参加ができない方,若い方がいっしょにすることで,また新しいことが始まりそうです.
また,だるまパンの中のジャムをさぎ島でとれたみかんを使いました.これまでは他の企業のジャムを使っていたのですが,さぎ島でみかんを取るきっかけがあったのと,そのみかんを使って新しいことが出来ないか,というイメージが形になりました.島も高齢化していてかんきつ類の果物が出来るものの,収穫に人手がいなかったりして使われないままにあるみかんもあるそうです.それを少しでも人に口に,地域のイベントの価値を高めるのに使えたことが嬉しかったです.
だるまパンも3回目の出店になると,昨年はこうだった,今年のはこうだ…と意見ももらうことも多くなりました.こうやって地域に鍛えられながら活動できるんだなぁと嬉しくも感じました.
そして,これまでもだるま製品を自主的に作って販売していたのですが,今年はちゃんくすで作るのではなく,委託販売を多くしました.だるまビーズは完成度も高く,おみやげに最適なのか,とにかくほとんど売れました.だるまストラップも結構な品数が出て行きました.だるまのメガネ置きも注目度が高く,さをり織りのかばんも色が春らしくてよいと言われていました.
活動場所も日数も増えると,当然かける人も増えます.今年は3日間だけでも,ちゃんくすの利用者さんとスタッフあわせてのべ47名(16名)が関わってできました.人も場所も増えると情報の伝達も難しくなりますが,そこはチームワークで行きたいと思います.
活動場所を提供していただけるみなさんに感謝しながら,今年の神明市も無事終了です.

2014年2月3日月曜日

大分県におじゃましました

この週末は大分に行ってきました.二週連続の九州.それも,今回は私の大好きな大分県.高校時代に山登りにしょっちゅう行ってました.鶴見岳,となりの伽藍岳.あの後ろには由布岳があって,その向こうには久住の山々があって,そこを超えると阿蘇が見えて….山登った後に温泉に入って….そんな大分に仕事で,それも講演をしに行くとは思いもよらずです.

土曜日は私のわがままで二ヶ所ほどデイサービスを見学しました.お子さんの通う所と,高齢者が通う所.どちらも地域住民が暮らす場にありました.最近,感じるのですが未来を感じることができる仕事をしている人,企業は本当にすばらしいなと思います.切り開いている感じがあって,とても新鮮です.ただ,どちらのデイサービスもなかなか真似できません.作業療法の実践の中で持っておかなくちゃいけないいけない視点,技を見たように思います.経験だけでなく,他の人の考え方も参考にしながらの実践でした.いやはや,すごいです.

また,学会の前日であるにもかかわらず,県士会主催の新年会(今ごろ?).約70名くらいの方が参加です.このエネルギーにも驚き,同級生に妹がいるのに驚き,二次会にも約半数が来たのにも驚きました.さすがです,

翌日の学会の講演は,ちゃんくすの活動について報告しました.前日に懇親会があったにもかかわらず多くの人にお聴きしていただいて報告してて嬉しかったです.それはさておき,私以外にも講演では,大分県の介護保険事業のこと,県士会としての活動報告などありました.どれも,仕事としてはとても重要なものです.県として,作業療法士として,作業療法士の団体として何をしていくか…を考えさせられました.

私の講演を聴いていただいた県立広島大学の近藤先生の言葉,作業療法士の免許が前に来て働く(医療とか福祉は作業療法士の資格がいるということ)のではなく,免許が後から就いてくる様な仕事をよりするべきだ.という言葉が渦巻いています.

学会長を始め,スタッフの皆さん.本当にありがとうございました.