2014年6月29日日曜日

チームパンタカさんにおじゃましました

今日はスペシャルオリンピックス日本・広島の自転車のチームパンタカさんの練習に参加するために広島空港の中央森林公園に行ってきました.ちゃんくすに来られている方の趣味とするスポーツに「サイクリング」と答える方は多くいます.趣味をもう少し背伸びして競技としてできないかな?と感じて探してみると,このチームに行き当たり,今回の練習会の参加になりました.もちろん.私は引率でして,ちゃんくすを利用している方が体験で参加しました.

この中央森林公園は,広島アジア大会(多分平成6年くらい)の時にサイクリングの競技会場として整備されたもので(と思う),健脚コースは12キロのアップダウンのあるコースです.バンクは結構きついのもあり,飛行機を見ながらのコースでもあります.

参加してみると,おそろいのユニフォームに競技用の自転車.歩くとカチャカチャとなるスパイク,そしていかにもアスリートな足の肉付き…競技をしている感じ満タンでした.私なんかにはとても及ばない体型で颯爽と自転車に乗り込んでいました.人数もけっこう多くて圧倒されました.しかも.今回初参加で自転車を持って行ったにも関わらず,なんと空気入れのバルブ部分が折れてしまうというアクシデント!しかし,このチームのすごいところは,自分ができないことは人に頼ることができる,といきなり言い切ることです.普通なら,大丈夫大丈夫とか声をかけるのですが,任せなさいモードです.タイヤのチューブは種類と大きさも様々で,同じ型のしかはまらないのですが,偶然にも同じ型のタイヤがあり交換してすぐに走ることができました.トラブルから回復するのって大事だなーと思いました.

タイムトライアルから,健脚コースのツーリングなど,2時間たっぷりのメニューをこなしておりました.このスポーツのいいところは,とにかく単純で「こいでこいでこぎまくる」ことの繰り返しです.普段から自転車に乗る機会に恵まれるし,ツーリングで遊びにもいけるし,サーキットもできるし.いろんな環境でもできるスポーツだなーと思いました.個人でも集団でも楽しめるし.

ハードな練習をしているといろんな人が声をかけてくれます.当たり前なのですが,自転車は移動するスポーツなので,いろんな人と出会うこともできます.励ましたり励まされたりだなぁと.

私はというと飛行機を眺め,時々歩いたり走ったりですが基本はおしゃべりといくつかの声援と送迎.次回は自転車持っていこうっと.

2014年6月25日水曜日

カープ勝ったー!


チョー久しぶりの投稿になりました.この一ヶ月もあっという間に過ぎました.早くも6月も終わりに近づき夏を感じる季節になりました.
この週末にちゃんくすは初めてバスをお借りしてカープの試合観戦をしました.バスは,いつもは特別支援学校の通学に使われるバスをお借りしました.前日の天候は雨.当日も朝はしとしとと雨が降っていました.それもそのはず,このカープ戦の企画はチョーがつくほどの雨男くん.まさかの中止か?と思っていたら,天気予報どおり午後から雨は止み,暑くもなく,日差しも厳しくなく観戦できました.

今回の観戦には大きなミッションがありました.それは,全員で行って全員で帰ること.みんなでひとつのことをすることは,ちゃんくすでは結構難しいことがあります.しかも,今回は車いすで移動して,ぎりぎりで観戦ができている方が参加します.反対もありました.ちょっとくじけてやめようか…と思うこともありました.下見にも行ってもらって,バスには球場のまん前までつけてもらって,呼吸器の予備も持って.それでも正直私は安心できなくて,そわそわ.試合には集中できず…でした.でも,みなさんが楽しそうに応援していて,心配しているようなこともまったくなく,どころか,本当に熱中して応援しているのを見て安心できました.

体調やら,バスのことを考えると7回で帰らなくちゃいけません.試合は白熱した同点のままです.とても後ろ髪ひかれるし,熱心に応援している姿を見るととても帰りそうにもありません.でも.帰りますーの一言でみなさん試合を後にバスに乗り込みました.

帰りのバスの中で,サヨナラホームランをラジオで聞き,バスの中でそれいけカープを歌って帰りました.

球場では,ホスピタリティスタッフが車いすの方を誘導してくれました.バスの運転手さんは私たちのわがままを笑って迎えてくれました.バスの乗降のところにいたスタッフは,また来てくださいね.と言ってくれました.ほぼ満員のお客さんの中でも迎えてくれた球場の人や渋滞のバスを運転してくれた運転手さん(いつもは特別支援学校のバスの運転手さん).ありがとう.

全員で行って全員で帰ること.簡単なことですが,できるととても嬉しいですね.当たり前のことができた一日に嬉しさを感じられることが幸せなんだなーとあらためて感じました.