2015年10月9日金曜日

前回のつづき

先日の経営フォーラムの続き.後半は特別支援学校と,卒業生を雇用をされている経営者の分科会に参加しました.福山北特別支援学校と,企業4社です.

フロアにも広島県内で障害者雇用をされている企業や,興味や関心のある企業の経営者も参加しています.就労支援事業の代表者や特別支援学校のJST(Job Support Teacher)の先生も参加して,全体で30名くらいの分科会です.まず,驚くのが広島県内の中小企業約500社のうち20くらいの企業が参加していたことです.おそらく,他の経済団体には障害者雇用についてまとまって話す機会はありません.

うちには関係ない,危険な職場だから無理,経営が安定したら雇おうか,社会貢献なんてしていられない,といった声が障害者雇用では聞かれることがあります.実は違うのです.障害者雇用が企業を変えるきっかけになることも多く,業績も向上すること,従業員の仕事に対する満足度も挙がる企業が多いのです.

と,いうものの,やはり仕事というのはマッチング.自分にあった職場や作業を見つけることが障害者雇用では必要です.

そんなヒントをこの分科会では報告していました.職場全体が変化して,チームを組めるようになった.会社の経費が少なくなった,などなど.

結局,いわゆる普通の方の雇用とあまり変わらない.というのが結論でした.

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