2016年7月10日日曜日

さぎ島サイクリング~夏でも爆走だ!~

今日はさぎ島にサイクリングに行きました。いつもは、サイクリングだけなのですが今回は電動車いすと手こぎの車いすの方も一緒です。島一周は12キロ。自転車だと約40分で1周でき、しかもそんなにきつい坂もなく、さらに信号機もなく車どおりも少なく、ずっと海を見ながら走れるという、初心者が半日で満足できる大変ありがたい島です。お子さんでも、ちょっと始めよっかな軽い出来心でも達成感が味わえる場所です。

もう1年か2年前かに電動車いすの方と一緒に周ったことがあります。その時の感想が、こんなに爽快に走れるところはない。というものでした。その言葉がどこかに引っかかっていて、ようやく実現できたのが今回の企画。しかし、夏の日差しも強いし、そもそも車いすの方が長時間炎天下に出ることなんてないので、何かあった時のためとリフト付きの車も調達しての島一周でした。

今回の目的には、島の建物でトイレや休憩の場所を見つけることでもありました。今回行ったところは、残念ながらハード面では車いすの方が利用できそうにはありませんでした。しかし、島の方がいろいろと教えてくれて、どうにか可能性を広げようとしてくれます。あの場所だったらできるのでは?ホームページに書いてあるから見てみたらいい。

この可能性を見つけようとしてくれることが、バリアをなくす大事な行動だな。と感じました。そのためには、やっぱり出かけたり、やってみたり、とにかくdoing(すること)が大切だなと。やってみてはじめてわかることも多くて学びの多い1日でした。

ちなみに…電動車いすの速度は時速6キロ。これは日本では制限速度として道路交通法で決められています。これ以上出す車いすは許可がいります。1周12キロの島を周るのには最低でも2時間はかかります。だけど、自転車には法定速度が決められていない道路では制限速度がありません。自動車にも制限速度は決められているのに、どうして自転車は決められていないのでしょうか?なのに、電動車いすには法定速度が決められていて、自動車と同じ扱いです。なんだか矛盾を感じます。人ごみで危ないから…と言いますが、人ごみでは当然ゆっくり走行することも可能です。なんなんでしょうねぇ。この考え方は。

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