2016年7月9日土曜日

障害者雇用と同友会

昨日、同友会新聞が送られてきた。障害者雇用というと雇い入れる側は、なんだか負担を押し付けられるような錯覚に陥る。社会貢献として障害者雇用をしているという企業もある。

企業にとって人材育成は必須の課題だ。多様な価値観を求められる集団において分化と収束が求めらる。それは常にまとわりつく課題であり、いつまでもゴールが見えない課題でもある。おそらく、結果ではなく過程にこそ達成があるからであろう。

その行動の一端をこの記事から読み取れた。ある支部では「障がい者雇用受け入れMAP」と題して地図に障害者雇用をする企業を埋め込んで公表している。ある支部では、インクルージョン(包摂)部会という名称で、障害者だけではなく、児童養護施設の方に対しても活動の輪を広げている。

この記事の締めくくりでは、人口減少から雇用される人数の母数が減少するので、その対策にも障害者雇用を、とくくられている。そこには少しの違和感を感じつつも、多様な雇用が地域の中で生まれることが、企業の体質を変えていくことは間違いない、と感じた。

来年10月には隣の隣の市である広島県福山市で障害者問題全国交流会が開催される。地域の多様な雇用を支えるには中小企業の活動が福山から発信されることにわくわくしている。

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