2016年11月20日日曜日

三原幼稚園はすごかった


以前からことあるたびに、この場所は三原の財産だ。と言い続けてきた私立三原幼稚園。閉園こそしていないけど園児も先生もおらず、実質機能していない場所です。高度成長期にある三原のベッドタウン「本町」の真ん中に位置し、その世代の園児は憧れの場所だったらしいし、卒園児も多いです。そんな場所に今日初めて堂々と入ることができました。
こじんまりとした園庭。土地の段差を利用した建てられた建物。高さがある分だけいろんなことが見渡せるポイントがいくつもあって、きっと小さいお子さんにはそれだけで気持ちよかったに違いないと。子ども歩幅に合わせた階段(大人はよく引っかかっていました)。お寺の幼稚園らしくお墓と同居したスペースに、遊び場。本当にいい場所でした。


そんなところに、テントやら園舎の中でワークショップや地域の物産。人と人が混ざり合うことで場が作られる時間に参加できてよかったなと思いました。

住宅街の中に幼少期のお子さん。今の時代は、子どもの声が騒がしい。送迎の車で事故が起こるのではないか。などなど保育所や幼稚園を取り巻く環境は厳しいです。が、この幼稚園は地域に愛された場所なんだなと思いました。

子どもが遊ぶ場にお墓があり、人の死を感じることもできる。きっと縦軸にも横軸にも地域とつながっていたんだろうなぁと。

また、どこかで触れ合えればいいなと思いました。ありがとうございました。

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