2017年9月23日土曜日

作業療法学会に参加しました

東京は国際フォーラムで行われた作業療法学会に参加しました。3日間ある日程のうち1.5日しか参加しませんでしたが、とても実りある時間でした。
以前と比較して、もちろ病院がフィールドの報告が圧倒的に多いのですが、自宅での生活とか職場とか、公民館活動とかそういうのが目立ってきたなと思いました。機能の回復だけでなく、社会的に存在している意味とか価値とかを考えさせられる内容も多く感じました。しかも、そういう報告を若い方がしていて、とても新鮮でした。自分の両親よりも先輩の人たちとよりそいながら関わるのは、ある意味異文化みたいなものかなと。その中で意味や価値を見つけ出して、相手にとってより良い人生だと感じられるようにするってのは本当にすごいなーと感じました。

私はというと、大したこともないのですがちゃんくすの日常を発表してきました。3名のパネラー+司会者の4名でしたが、パネラーのおひとりが有名な方でもあり、立ち見が出るほどの人が参加していてかなり驚きました。少ないだろうなぁと思っていたので。

個別の案件もですが地域の問題に携わることが多くなっていて、最近はそれでいいのかな?と感じることも多かったです。どうしても「任されて」しまって、課題解決そのものが地域の力で行われるのではなく、ちゃんくすの力で行うことが多いんじゃないかって。やはり、地域は地域なのでいろんな人たちと話し合いながらやっていかなくちゃいけないなと思いました。

パネラーのおひとりは、カウンセリングルームを自営していて、他の人の力を借りてパンフレットとか作ってもらっていました。もうおひとりはそれはそれは壮大な計画で地域を動かしていました(発表の最後には衆議院議員選挙に出馬します!っていうのかと思ったくらいです)。

共通していたのは、作業療法が好きなんだなーということ。作業療法の資格が前面に出るのではなく、自分自身の生活そのものが作業療法の知識や技術を使っている感じでした。

とても刺激的な金曜日でした。ただ…会場がひろーくて移動距離も長く足腰にきたわー。

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